今の時点で私が理解したIPP(Individual Program Plan (自立生活プラン))とは、障害者にとって必要な援助やサービスを選んで受ける権利、そのための一人ひとりの個人の計画ということです。どこに誰と住むか、どこで働くか、誰と友達になるか、どんな楽しみを持つかについて、本人とリージョナルセンター(障害者へのサービスを提供する窓口的役割をもつ機関)との話し合いで決まります。そうすると、そのプログラムは法律で保障されて、絶対実行されなければならないそうです。そのプログラムに対して作成費用とか、サービスに必要となる人件費が保証されるのです。日本ではある一つのメニューを受けた機関に丸ごとお金を出すやり方だから、大きな違いがあるなと感じました。