だれもが生きやすい社会になるために

だれもが生きやすい社会になるために

今日7月26日は、相模原市の入所施設「津久井やまゆり園」で障害を持つ人19名の命が奪われた日です。1年前の今日、私はあまりの衝撃にどうしていいかわからないでいました。パンジーの当事者の人たちと事件について話す決心ができたのは、数日後でした。

当事者の人たちは、「障害者は生きていたらあかんのか」「好きで障害者としてうまれたわけじゃない」「殺されるためにうまれたわけじゃない」など、自分たちの怒りやとまどいを話してくれました。話を聞きながら、当事者の人たちも話す機会を待っていたことが、痛いほど伝わりました。

最近、やまゆり園に入所している人たちの事について、もう一度当事者の人たちと話し合いました。「長い間入所していたら、どうしたらいいかわからん。」「経験していないから言えない。知らないことには答えられない」「情報提供や体験宿泊が大切」「地域生活も最初はなれないだろうけど、なれたら、入所施設がいらなくなると思う」「やまゆり園の当事者の人たちと話し合いたい」そして、最後は「やっぱり、地域で生きていこうや。」さすが、地域生活の経験者たち!

事件から1年になりますが、未だにやまゆり園の基本構想は決まっていません。どの立場の人の考えも、知的障害を持つ人たちの事を思っての考えに変わりはないのかもしれません。しかし、一歩下がって当事者の声に耳を傾けたら、本当は何をする必要があるのかは明らかだと思います。

今日の日に、これからも当事者の思いを聞くこと、そして、時を同じくして活動を始めたパンジーメディアで、知的障害を持つ人たちの声を発信することをし続けたいと思います。そうすることで、19人の命にこたえていきたいと思います。

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