2007-03-07

中新井澪子原稿集

中新井澪子原稿集

1996年から2007年の間、中新井澪子さんにパンジーに定期的に来てもらい、 専門的なアドバイスを頂いていました。そのなかで、「パンジーだより」においても、「かかわりの手がかりをさぐる」 の連載を続けて頂きました。ぜひお読みください。

http://soshien.up.seesaa.net/nakaarai/tegakari.htm

※「パンジーだよりNo.17」 から引用

 「はじめまして、中新井澪子と申します。縁あって週1回パンジーでご一緒するようになりました。 どうぞよろしくお願いします。」と、こんな具合に一度自己紹介をしなければと思いながら、ズルズルともう2か月も経ちました。 個々にはあいさつしているものの、メンバーの皆さんはきっと突然顔を出したこのオバサンは何者ぞと思っていたのではないかしら。 ところがうれしいことに、少し警戒的な数人(これで当たり前なのですが)以外は、 もうずっとパンジーのスタッフであったかのように普通に接してくれています。 パンジーはその建物と同様に外部の人に対しても非常にオープンでいろんな人が出入りしているせいでしょうか。おかげで私は一番新米のくせに、 大きな顔をして好きなことをさせてもらっています。

 成人の施設での経験はありませんが、大阪府中央児童相談所、ポニーの学校、 東大阪市療育センターでの仕事を通して子ども達とのつき合いは長いので、パンジーの中にも顔なじみがいます。 もっとも彼らがまだ3歳〜5歳ぐらいのときだったから当時のことは覚えていないでしょうが、私にとっては昨日のことのように思い出されます。 だからつい「○○ちゃん」なんて昔の口ぐせで呼んでしまったり、偏食で苦労した子が普通に食べているのを見て感激したりしています。

 メンバーの構成は障害の様子も様々で、その中からお互いの助け合い、 励まし合いが日常的に行われています。パンジーのオープンで自由なかかわりが、このようなすてきな仲間関係を育てているのでしょうが、 メンバーの中には一定の枠やパターンがあった方が安心できる人たちもいるようで、彼らにとっては落ち着きにくい場面があるかもしれません。 一人ひとりのパンジータイムが充実したものであるように皆で考えていきましょう。

 まだまだパンジーの一面しか見ていない私ですが、今はその日、 その時の出合いを大切にしていきたいと思っています。

posted by パンジー at 01:38 | かかわりの手がかりをさぐる