2002年 対大阪府交渉報告
7月30日(火)、8月2日(金)、日赤会館において2002年対大阪府交渉がありました。合計で約10時間に及ぶ交渉に大阪府下から約450人が参加しました。(パンジーは、要望を大阪府に伝える重要な場と位置づけ、毎年必ず参加しています)
<介護の要求> 来年度の支援費制度に移行するにあたって、現行の大阪府の独自事業などが、うやむやのうちに廃止されたり、制度の引き下げがなされないかについて重点的に話しました。具体的には、現在、大阪府ではガイドヘルパーの自己負担金は本人所得に基づいています。それがホームヘルパー同様、家族の所得に基づき徴収されるようになったり、支援費に移行することで制度が使えなくなったり、、現行の水準を下回るようなことのないよう確認しました。(このことは介護のみならず他の全てのことに関しても同様です)
<グループホームの要求> 今年度は大阪府の経済的困窮を理由にして、障害者の地域移行を促進するべき自活訓練事業が廃止されました。さらに大阪府独自のグループホームバックアップ機能強化費が廃止されるのかなど、予断を許さない状況です。パンジーでもグループホームを7つ運営しているので、そのことが利用者の生活に深刻な打撃を与えかねないこともふまえ、今後の大阪府の動向に注意をむけていかなくてはなりません。
<施設> 大阪府と私たちとの考え方の違いが明らかになりました。大阪府は、入所施設は利用者(家族?)がもっとも安心して暮らせる場所だと認識をしていました。しかし、私たちには、極端なはなし、入所施設は人権侵害、差別、虐待の場になりがちとの認識をもっています。わたしたちが何年も大阪府に対して施設の問題点を訴え続けていたにもかかわらず、今年に入って知的障害者に対する数件の虐待、人権侵害事件が明るみにでています。それが府立の入所施設でおこったとなると、よくもまあ「施設は利用者がもっとも安心して暮らせる場所」と言えたもんだとあきれてしまいます。ただ、大阪府に対して施設の解体を訴えたところで、家族から施設への(幻想にも似た)希望はあり続けるわけで、施設に変わるものをもっと広く、それこそ個人レベルでひろめていかなければいけないとも感じています。
他にも、教育では定時制高校での、知的障害児の定員内不合格問題。就労の要求では、「養護学校は、就労に関するノウハウがあるので」といった地域の支援センター、授産施設等を無視した発言も飛び出し、皆でおおいに怒り、抗議しました。
来年度も再来年もずっと続くであろうこの交渉で、パンジーのみんな(支援者、家族、ヘルパーを含む)が他人まかせでなく、自分の言葉で問題を投げかけることの重要性を感じたうえで、参加できるとよいなと感じます。 (よし)
2002-08-02
2002年対府交渉の報告
posted by パンジー at 15:47
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